初めての積雪生活

雪国で生活したことがまったくないわけではありませんが、都市部だったので人は歩いていたし地下鉄がありました*1。今の住まいは人口十万程度で、車社会です。車なしでこの時期を乗り越えられるのか?
どきどきしていましたが、正月以降の大雪を過ごして、ひとまず職場の徒歩圏内に住んで良かったかもしれないと思っています。

歩道がない

車社会なので、歩道部分が除雪されているとは限りません。大通りなら行けるかと思ったら、歩けない! 店舗の駐車場を突っ切ったり*2、交通量の少ない車道を縮こまって歩いたり。目的地への近道は捨て雪がうず高く積まれて通れず*3、除雪跡にそってまた大通りに出ました。遠回りになりますがしかたがないようです。
また、植木の雪がなだれ落ちて除雪跡が消えている歩道がありました。除雪してもこうなるのですね…。下を歩いているときじゃなくて良かった。

知らなかった交通事情

歩くのは厳しそうなので、やはり車が必要なのかな…という気分になりましたが、大通りの交通渋滞を見てびっくり。方向にもよりますが、これでは車があればいいというものでもなさそう。
公共交通機関もたいへんで、最寄りのJRは運休したり、大幅に間引き運転をしたり。バスの運行もままならないようです。
1月13日(水曜日)の通学について|新潟県新発田市公式ホームページ

1月13日は、降雪による道路渋滞のためスクールバスを時間どおりに運行できない見込みであることから、スクールバスの運行は行いません。
つきましては、1月13日は保護者の皆様に送迎をお願いいたします。

1月13日、コミュニティバス等は運行に向け調整中ですが、ダイヤどおりに運行できず、児童・生徒がバス停などで長時間バスを待つことが想定されます。
つきましては、1月13日はコミュニティバス、路線バスを利用せず、保護者の皆様に児童・生徒の送迎をお願いいたします。

車があっても予定通りに動けなさそうなら、もうしばらく徒歩生活でもいいかなあと思いました。

雪景色

お正月の諏訪神社。このころはまだなんとか歩けていました。


昨日のご近所。お庭のバラは雪の下で耐えているんだなあ…*4

ちなみにこの大雪期間は、ほぼ遠隔勤務でございました。助かったあ。

*1:モスクワ、4半世紀以上前…

*2:善意に甘えるようで申し訳ないですが、お店は除雪作業されているので

*3:もともと農道で公式には用途以外の通行は不可なので、捨て雪場にもってこいですね

*4:マルシャークの『森は生きている』に出てくるподснежникを思い出してしまいました。マツユキソウと訳されていますが、ロシア語では「雪の下」という意味の言葉で構成されています。雪下花。