井の頭公園にて

しばらく何も書いていなかったけど、イベントごとは後から入れておこう。
ずっと家に籠もっていても煮詰まるので、外に出た。井の頭公園のベンチに座って英語の資料を読んでいると、隣で読書していた西洋系の男性から英語で話しかけられた。彼は一年間旅をしていて、明日ドイツへ帰国するのだという。北米やメキシコへ行き、日本では古い友人の家に2ヶ月滞在しているそうだ。最後の滞在日には、やはりいろいろな気持ちが起こるのでしょう、何でもないことをあれこれ話してくれました。今日は村上春樹の「ノルウェイの森」を読んでいて、冒頭にハンブルク空港が出てくるけれど、これは明日自分が帰る空港だ。小説では始まりなのに、自分にとっては終わりとなるハンブルク空港。来日初日は友人が焼き鳥(トリヤキ、と言っていた)でもてなしてくれた。だから最後の日も焼き鳥を食べた(と言って袋を見せてくれた)。ちょっとしたことだけど大きな意味がある。メキシコ滞在中にお孫さんが生まれ、4ヶ月になるとのこと。ドイツでもお幸せに。