バルカンの星の下に
ロシア民謡という感じでくくれば聞こえはいいですが、高揚系ソングと捉えられてもおかしくはない「バルカンの星の下に」。たまーに、聞いて歌ってすっきりしたくなります。でも、ソビエト連邦国歌*1と並んで、大っぴらに好きだと言うのははばかられるんです、プロパガンダじゃねえのって思うでしょー。
ところがこの引きこもり状態でつい、いろいろな動画を見てしまい、急にまとめたくなりましたので、ここに貼っていきます。
youtubeを、原題の Под звёздами балканскимиで検索したものでございます。
典型的だと思われる歌い方
静止画なのが残念だけど。スピードちょっと早めかな? 説明欄に原詞も訳詞も付いています。
youtu.be
私がこの曲の歌唱ポイントだと思っているところは以下の通りでございます。
(1) 男声である
(2) 繰り返し部分で合唱が入る
(3) 最後の、А Россия лучше всех!(ロシアさいこー*2)で、盛り上がる
これなんかを見ていただくと、上記を感じていただけるのではないかと思います。
youtu.be
冒頭、ハミングで入るところが新鮮でした。斉唱がメインになるパートもおもしろい♪
高揚系ではない!?
さて、こちらは哀愁に満ちた顔の男性が映し出されており、高揚系とは一線を画しています。32秒くらいから。
youtu.be
歌詞は祖国を懐かしむ内容なので、確かに高揚系でなくてもいいのですが、なんとなく不思議な気分に。
最後に笑顔を見せたのは、この演出でいいのだろうか? と思ってしまった><
語尾をパツッと切る歌い方のせいか、最後の盛り上り感は少なめかなぁ。
モスクワ系ラジオ番組なんかでよくかかる、Чиж & Coというグループによる歌も郷愁感があります。
youtu.be
最後のアレンジがポイントでしょうか。でもあまり好みではないですゴメンなさい。
時代によって変わる歌詞
現代版だと歌詞の「我らの祖国ソビエト」が「我らの愛しい祖国」になります。
斉唱ではなくハモりがある!
https://youtu.be/K8rkW2dq0Ho
ただし、(3)の盛り上がりがちょい寂しいかな。